このブログの運営方針について

monobloの最初の記事です。このブログで何を書いていくのか、どんなスタンスで続けていくのかを書いておきます。ブログを始めるにあたって、自分自身の頭の整理も兼ねて、できるだけ正直に書きます。

monobloとは何か

monoblo(モノブロ)は、AIと仕事について書く個人ブログです。

書いているのは吉田といいます。福岡県大野城市で、Sync8という小さな会社を経営しています。メインの事業はEC支援とBPO。楽天やAmazonなどの複数モールの運営代行、商品ページの制作、受注処理の代行をしています。それと並行して、自社でAIを使った業務ツールを開発しています。スタッフは時期によって2人から5人くらい。小さな会社です。

もともとはデザイナーとしてキャリアをスタートしました。Webデザイン、グラフィックデザイン、DTPなど、ビジュアルを作ることが最初の仕事でした。そこからHTMLを覚え、WordPressをいじるようになり、サーバーサイドの開発に手を出し、気づけばフルスタックと呼ばれる領域まで守備範囲が広がっていました。会社を始めて18年ほど経ちます。

AIとの接点は2017年ごろに始まりました。当時、IBMのWatsonというAIプラットフォームを使って、EC事業者の課題をナレッジベースに落とし込み、AIがコンサルティング情報を返す仕組みを作ろうとしていました。技術的には面白かったのですが、当時のAIの精度では実用レベルに達しませんでした。でも「AIを業務に組み込む」というテーマへの関心はずっと続いていて、2022年にChatGPTが登場したときに「ようやく時代が追いついた」と感じました。

このブログを始めた理由

理由は3つあります。

ひとつめは、自分の経験を言語化しておきたかったからです。日々の業務でAIツールを使いながら、うまくいったこと、失敗したこと、予想外の発見があったこと。いろんな気づきが積み重なっているのに、どこにも書き留めていませんでした。頭の中にある情報は、言語化しないと消えていきます。自分自身の学びの記録として、ブログという形にすることにしました。

ふたつめは、同じ立場の人に届けたいと思ったからです。AIの活用事例は大企業の話が多いです。何百人もの社員がいて、IT部門があって、予算も潤沢にある。そういう環境での事例は、2〜5人の会社には参考にならないことが多いです。小さな会社が、限られたリソースでAIをどう使っているのか。そういう等身大の話をする場所が必要だと思いました。

みっつめは、事業としての発信力を高めたかったからです。Sync8ではAI活用の教育事業もやっています。「このツールをこう使っています」「こうやって業務に組み込んでいます」という話を公開することで、自分たちの専門性を伝える手段にもなります。営業的な意図がゼロとは言いませんが、それ以上に「役に立つ情報を出したい」という気持ちのほうが強いです。

このブログで書くこと

テーマは大きく分けて4つあります。

ひとつめは、AIツールの実務での使い方です。ChatGPTやClaude、Geminiといったツールを、実際の業務でどう活用しているかを具体的に書きます。「このプロンプトを使ったらこういう結果が出た」「この場面ではChatGPTよりClaudeのほうが向いていた」といった、実際に手を動かして得た知見を共有します。うまくいかなかった例も含めて正直に記録します。成功事例だけでは、本当の使い勝手は伝わらないからです。

ふたつめは、業務効率化の話です。少人数で回している会社なので、ひとりが複数の役割を兼ねています。経営者でありながらデザイナーであり、開発者であり、営業もやります。そのなかで見つけた時短のコツ、導入してよかったツール、逆にやめたほうがよかったこと。日々のオペレーションを改善するための実践的な話を書きます。

みっつめは、EC運営やビジネスの話です。楽天やAmazon、Yahoo!ショッピングなど複数モールの運営支援をしているので、そこで得た知見を書きます。モールごとの特徴、売上を上げるための施策、在庫管理の工夫、セール対応の考え方など。ただし、守秘義務のあるクライアント固有の情報は一切出しません。あくまで一般化できる話だけです。具体的な売上金額やクライアント名は書きません。

よっつめは、日常のことです。在宅ワークの工夫、作業環境、たまに家族の話。仕事だけだと息が詰まるので、たまに脱線します。自分は妻と子ども3人の5人家族で、在宅ワークが中心です。家庭と仕事の境界が曖昧な中でどう時間を使っているか、といった話もたまに書くかもしれません。

このブログで書かないこと

書かないと決めていることもあります。ここは最初に明言しておきます。

まず、キラキラした成功談は書きません。「月商○○万円達成!」「売上が○倍に!」みたいな煽り系の話は自分の性に合いません。うまくいったことも書きますが、そのぶん失敗やしんどかったことも同じ比重で書きます。読んでいて「この人すごいな」と思ってもらうよりも、「なるほど、そういう苦労もあるのか」と思ってもらいたいです。

それから、「こうすべきだ」という上からの物言いもしません。自分の経験はあくまで自分の文脈でうまくいっただけで、他の人にそのまま当てはまるとは限りません。会社の規模も、業種も、メンバーの構成も違います。だから「自分はこうしている」という書き方を基本にします。参考にするかどうかは読者が判断すればいいのです。

根拠のない数字や誇張もやりません。「生産性が10倍になった」みたいな話は疑ってかかるほうです。数字を出すなら根拠を示します。計測できないものは体感として書きます。「体感で3割くらい楽になった」と「数字で30%改善した」は意味が違うので、そこは区別します。

アフィリエイト目的のレビュー記事も書きません。ツールを紹介することはありますが、それは自分が実際に使っているからです。紹介料をもらうために書くことはしません。

自分自身のこと

正直に言うと、自分は「すごい経営者」ではありません。決断が遅い。先送りグセがある。マルチタスクが苦手。気分にムラがある。完成したものを手元に留めてしまって、納品や公開が遅れる。メールの返信を3日放置することもあります。18年会社をやっていますが、何度も「もう無理かも」と思ったことがあります。

でもAIのおかげで、少しずつ変わってきました。苦手なことをAIに補ってもらえるようになって、自分の弱さと折り合いをつけられるようになりました。タスクの整理、文章の下書き、情報のリサーチ。これまでひとりで抱え込んでいたことを、AIという「もうひとりの自分」に手伝ってもらえる感覚です。

このブログが読者にとって価値があるとすれば、「完璧じゃない人間が、AIの力を借りてなんとかやっている」というリアルな記録だからだと思います。AIの教科書的な使い方ではなく、凸凹のある人間がどう道具と向き合っているかの記録。そういうものを書いていきます。

更新について

更新頻度は週1本を目標にしています。ただし、無理に質の低い記事を出すくらいなら休みます。書くことが思いつかないときは、素直に「今週は休み」にします。無理に書いた記事は読者にも伝わりますし、自分自身も楽しくありません。

記事の内容は、時間が経って状況が変わったら加筆・修正することもあります。とくにAI関連の情報は動きが速いです。半年前の情報がもう古くなっていることも珍しくありません。古くなった部分は都度アップデートしていくつもりです。更新した場合は、記事の冒頭に更新日を記載します。

コメントやフィードバックは歓迎します。「ここが参考になった」「ここは違うと思う」、どちらも書いてもらえるとありがたいです。自分の視野は限られているので、読者からの指摘は大事にしたいです。

最後に

このブログが誰かの役に立つかどうかは正直わかりません。でも、書くことで自分の頭が整理されるし、それが結果として誰かの参考になるなら一石二鳥です。

同じように悩んでいる人に、「自分だけじゃないんだ」と思ってもらえたら嬉しいです。そして、AIを使えば苦手なことがあっても前に進めるんだということを、自分の実例で示していきたいと思っています。

等身大の記録を、コツコツ続けていきます。

それでは、よろしくお願いします。

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